tmpfsの最大容量の設定

tmpfsはメモリ上にファイルシステムをマウントするファイルシステムです。動作速度はメモリ上に展開しているだけあって非常に高速です。また、動的にメモリを確保するので無駄がありません。

GentooLinuxな自分は/tmp と /var/tmp/portage の二ヶ所にマウントしています。

通常適当にtmpfsをマウントするとメインメモリの2分の1までが使用可能です。なので自分のPCは8GBの2分の1で4GBが標準で設定されます。

ただ、このままだとOpenOfficeコンパイルに必要な6GBを確保できません。
なので、最大容量を自分で指定したいと思います。


では、早速設定です。
というもののかなり簡単です。

mount -t tmpfs tmpfs /var/tmp/portage -o size=6g

これだけです。dfで容量を確認してみます。

tmpfs 6291456 0 6291456 0% /var/tmp/portage

しっかり、6GBまで使えるようになってます。実際使えるかは別問題ですが。

せっかくなので、fstab向けのも

tmpfs /var/tmp/portage tmpfs nodev,nosuid,size=6g 0 0

以上で完了です。

まぁ、通常は4GBで十分なので、fstabにまで書く必要があるかは微妙。