IBusをインストールする

最近いくつかのディストリビューションで採用されている、IBus(Intelligent Input Bus)を導入してみました。

バージョン

手順

  1. keywordsへ追加
  2. パッケージの導入
  3. .xprofileの設定

keywordsへ追加

下記、パッケージを/etc/portage/package.keywordsに追加します。qtなソフトウェアを使用していない場合は、ibus-qtは不要です

app-i18n/ibus-anthy
app-i18n/ibus
app-i18n/ibus-qt

パッケージの導入

パッケージの導入をします。

$sudo emerge ibus-anthy ibus-qt -q

.xprofileの設定

あとは、ibusを起動するようにするだけです。

export LANG="ja_JP.UTF-8"
export XMODIFIERS="@im=ibus"
export XMODIFIER="@im=ibus"
export GTK_IM_MODULE=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
export DefaultIMModule=ibus
ibus-daemon -d -x

ibus感想

ibusを使ってみた感想。scimとの比較です。

  • メリット
    1. 導入が必要なモジュールがわかりやすい(bridgeとかないし)
    2. 1ヶ月ほど使ってみたけど、入力が出来なくなるといった、不具合は発生していない(scimはバージョン間で、bridgeとの整合性とかが大変でした。。。)
  • デメリット
    • anthyGUIなサポートが十分でないため、設定項目が一部不足している。

設定なんて、テキスト打てばいいだけだから、メリット1,2だけでも、導入した意味と思います。